崖条例 地盤改良 杭打ち
(↑写真は実際の土地ではありません)
今回の計画地に隣接する崖(高さ約3m)。
この崖が曲者でした。
愛知県の条例によれば、傾斜が30度を超える崖がある場合、
建物は崖の高さの2倍離れた所にしか建てれません。
(条例の内容は建てるエリアによって変わります)
つまり、崖から6mのスペースが使えなくなってしまいます
家を小さくするかもしくは駐車場を狭めるか…。
できればどちらもしたくない。
そこで生まれた案が盛土。
土を盛って崖の高低差が小さくなれば、無駄になるスペースも減らせる!
3月中旬に早速盛土をしてもらいました。
これで家も駐車場もサイズダウンせずに済む!
しかしここでまたもや問題発生。
まだ地盤の柔らかい盛土の影響もあり地盤改良が必要になってしまいました。
柱状地盤改良工事(アイマーク工法)
Φ700 設計GL -1.2~4.0m×67本 (300kg/㎡配合)
当初は杭打ちを想定していないため、追加工事扱いとなります。
・・・その額200万円。
昨年、杭打ち偽装データ問題でマンションが傾いたなんて怖いニュースもありました。
ここは本数を減らしてコストダウンと言う分けにもいきません。
マイホームを土地購入から検討されてる方は地盤の固さも必ず念頭に入れておいて下さい。
特に元々水田だったなんて場所は要注意です。