着工13日目
こんばんは、ハヤトです。
6月9日は、底盤部分のコンクリート打設(枠の中に生コンを流しこむ事)が行われていました。
コンクリート打設の際は、現場で様々なチェックがあるそうです。
型枠の並び状況、ゴミ等の付着物が無いか、コンクリート配合内容の確認、
生コンの軟らかさを測定(スランプ試験)、コンクリートの空気量測定、塩化物試験(カンタブ)等々。
ミキサー車(生コン車)が現場に来たら即コンクリートを流し込むわけではなく、
色々な検査をパスして初めて打設作業が開始できるわけですね!
基礎工事は家を支える非常に重要工程であり、家が建ってしまった後では修正が効きません。
…しっかり検査工程があるのは安心です(^o^)b
さて、現場に着いた時は既に作業が完了してましたが、ご覧の通り養生シートが敷かれてました。
一部風でめくれてしまっている箇所もありましたが、万全な対策をして頂けるのはありがたい♪
今のところ雨の心配は無さそうだし、土日の工事お休み期間中にしっかり固まってくれるといいな~。
先日、現場監督Yさんとお電話する機会がありました。
まず前回ブログに書いた配筋の件。
前面の鉄筋量が特に多いのは外構工事を三井ホームで行っていないため、土留めが無い状態でも家をしっかり支えれる仕様にした結果、あの様な超過密配筋になったそうです。
…住む側からすればありがたい限り!
そして日中に打設したコンクリートは、もし夜に雨が降っても問題ないとか。
おそらく表面が数時間で固まってくれるのでしょうね。
毎回きちんと作業工程や質問に対して事細かく説明して下さるので、安心してお任せできてます☆
優秀なお方に監督して頂けて良かったです\(^^)/
さて、今回は基礎について少し踏み込んだお話をしたいと思います。
まずはこの写真。
2015年9月の鬼怒川水害の時のものです。
ニュースでも大きく取り上げられたのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
甚大な被害を出した堤防決壊の後、白い家が1軒だけポツンと残ってます。
後ろには濁流によって運ばれてきた家が2軒。
3軒分の家の重みに耐えた白い家。
これだけの力が加わっても流されないって凄いですよね!!
白い家が流されずに済んだおかげで何人もの尊い命が救われたそうです。
この家を建築したのは旭化成のへーベルハウス。
採用している基礎は布基礎。
そして鉄骨系ハウスメーカーの積水ハウスやダイワハウスも例外なく布基礎です。
詳しい内容は割愛しますが、木造住宅に適した基礎がべた基礎であり、鉄骨系住宅に適した基礎が布基礎なんです。
一昔前の自分なら「布基礎は家を支える面積がべた基礎より小さいので性能が低い」なんて言われたら思わず信じてしまいそう。
でも今は基礎そのものの施工内容や、建てる家に見合う鉄筋の太さ・密度の方が余程重要であると言う事を学びました!
これからハウスメーカー選びをされる方は、基礎工法の優越を語って他社を貶す様な会社には是非ともご注意下さい(^^;
最後までお読み頂きありがとうございまいした。
ナイスクリックして頂けると幸いですm(_ _)m