着工45日目 レッカー作業2~3日目
こんばんは、ハヤトです。
13日に続き、14・15両日もレッカー作業が行われました。
2階部分が完成してます!
建方工事が始まって以来、初めて建物の内部を見学しました。
こちらは南側の部屋。
防水シートによる雨対策もバッチリ。
綺麗ですね!
北側の部屋。
あれっ?
防水シートが広範囲に渡り剥がれてしまっているぞ。
雨さえ降らなければよいのですが…。
その時感じた嫌な予感は、16日の夜に土砂降りとなって的中してしまいました。
17日昼過ぎに現場再訪問。
資材置き場に養生されたシートの上に水たまりが・・・。
中に入ってみると…
南側の部屋。
部屋のいたるところが濡れているものの、しっかり防水シートが床を守ってくれています。
問題の北側の部屋。
シートが剥がれた部分は、たっぷり水を含んで変色。
そもそも何故シートが剥がれてしまったんだろう?
洗面所・納戸にあたる部屋も防水シートが剥がれた箇所より浸水。
更にユニットバスを設置するスペースでは、断熱材の一部がよく分からない状態で置かれたままでした(↓赤丸内)。
黄色で囲った部分も水を吸った状態で色が変わってます。
2階に上がってみます。
まず、大量の遮音シートが山積みされているのが目に付きました。
いつもならこれを見て盛り上がるところなんですが、今回はそんな気分になれず。
1階と違い、2階は床の防水シートが貼られていません。
建材の養生シートには水たまりができています。
…更にお菓子(?)らしき物が落ちてました↓
今まできちんと清掃されてただけに残念です。
まだ屋根が無いため晴天によってかなり乾燥しているものの、シートまわりは1階同様に水を吸って変色。
ツーバイフォー材は、元々木材の含水率が低いため、
たとえ雨で濡れてしまってもきちんと乾燥すれば問題ないとの事ですが、濡れない方が良いに決まってます。
カビが発生したり、強度低下、数年後に腐ったりしないだろうか。
正直、不安は尽きませんが、こちらの記事を見て少しホッとしたところです。
ベテラン一級建築士さんが施主サポートをして下さる「住まいの水先案内人」。
運営するHPにこんなレポートがありました。
要約してみましたが、こんな感じです。
・通常2~3日で乾燥し、木材の含水率は元通りになる
・要注意は木材の下部、木と木の接点、床面のコーナー
木の下面は含水率30%前後で推移している場合が多く、
水分が木材から抜けきらず、数日たっても高い水分を含んでいる場合があります。
長雨で生じやすいカビなどもこのような部分で多発する傾向あり。
対策としては、水分を充分にふき取る。
木と木の間や床などに雨が滞留していると木材も乾燥できないので、
雨が貯まった床や木材周りは水をふき取り乾燥させる。
風を当てる。
乾燥しにくい箇所は工事用送風機等で風を送る。
長々と書いてしまいましたが、天候ばかりはどうにもなりません。
…しかしながら雨が降っても大丈夫な環境を整えたり、濡れてしまった後の対応が重要である事が分かりました。
今週末に上棟案内をして頂ける事になっているので、
その際に十分乾燥しているか等もチェックしていきたいと思います(><)