三井ホームで建てる理想の家

約100坪の土地に延床面積71坪。
三井ホームにてフルオーダー2世帯住宅ができるまでを綴ったブログです。
こだわりはシアタールーム・防音・全館空調・太陽光発電・間取り等々。
今後マイホームを検討している方にとって少しでも参考になれば幸いです☆

太陽光発電見積もり~その1~

今日は太陽光発電について。
まず、システムには色々比較検討した結果、高性能・高効率のパナソニック製HIT「245αPlus」を採用する事にしました。


2016年10月時点の三井ホーム見積もり金額(3.675kw)は、1,327,500円+電気工事費125,000円の計1452,500円。
税込みで1,568,700円(1kwあたり約42.7万円)。


2017年3月にそれぞれの世帯に3.92kwずつ載せようとの言う流れになり、
再見積もりしてもらったところ、1世帯あたり1,242,000円+電気工事費125,000円の計1367000円。
2世帯分なので2倍して消費税を入れると2,952,720円。
1kwあたり約37.6万円。
半年で5万も安くなってます!


補助金も受けれるのではと居住地区における概要を調べてみました。


・太陽電池モジュールを既存住宅の屋根に設置すること。
野立ての太陽光発電設備は補助対象外です。
・太陽光発電設備を設置する住宅において、太陽光発電による電気を消費するとともに、余剰売電を行うこと。
・太陽電池の最大出力又はパワーコンディショナの定格出力のいずれかが10kW未満であること。
・未使用品であること。
移設されたもの又は同一設置場所で過去に電力会社と系統連系されたものは対象外です。

太陽電池の最大出力1kWあたり2万5千円(補助上限5kW)

世帯毎に申請すれば何と9.8万ずつの補助金が受けられるのでは、
と喜び勇んで営業マンHさんに確認すると「新築住宅は対象外です」と残念なお知らせ。


既存住宅=登記(引き渡し)後となるため、後付けにすると再度足場を組む必要がある。
たとえ約20万補助金を受けれても足場代を考えるとマイナスになりますよとの答えでした。


それならばと流行りの一括見積もりサイトや評判の良い会社を探して直接見積もりを取ってみる事に。
最も安いところで何と228万円。
補助金を受けると約208万円です。


三井ホームで設置してもらった際の価格差87万…。


家の完成と同時に太陽光発電は使用できないけど、後載せにしようと気持ちが傾いたところで懸念事項が。


三井ホームの建物保証の内、「屋根保証が無くなります」


更に野地板がOSB板であるため、最新設置工法のPS法は使えない。

太陽光パネルを設置するための架台取り付け時のビス強度が弱いため。
通常は裏地補強すれば問題ないそうですが、三井ホームのウリでもある屋根断熱ダブルシールドパネル(DSP)がネックとなりそれもできない。


後付けでOSB板でも設置できるシャープ等のメーカーに変更するか、
パナソニックにこだわって価格差あっても三井ホームにお願いするか。


今回、安いだけの会社は危険と学びました。
雨漏りしたら困るし、万一パネルが落下して事故なんて事になったら目も当てられない。


どうしたものか悩み中です…。

システムキッチン グレードアップ!(金額も公開します)


3月中旬。
インテリアコーディネーターIさんから非常にお得なキッチンセットのキャンペーンのお話を頂きました。


気になる内容がこちら↓

システムキッチンにラクシーナを採用すると、特別価格にて高性能レンジフードの提供と、基本バックセット&施工費無料!!


当初は永大産業のMKシリーズを導入予定でしたが、凄く魅力的なキャンペーンだったのでパナソニックのラクシーナを即採用。
三井ホームのショウルームには置いて無いモデルのため、パナソニックリビングショウルーム名古屋へ見に行きました。


インテリアコーディネーターIさんも同行して下さったので色やデザインにおいて、的確なアドバイスが頂けました。
食洗器も初導入。
…これで少しでも家事が楽になるといいな。
母も大喜びでした♪


1階分の価格がこちら↓
システムキッチン ラクシーナ 1,460,000円
取り付け費 143,100円
バックセット 764,500円
取り付け設置費 71,100円
定価ベース合計 2,438,700円が 1,19,000円!!


何と工賃含めて半額以下!
かなりおいしいキャンペーンだったと感じてます(*^-^*)


今回はキッチンでしたが、時期毎にキャンペーンがあるそうなので、商談中の方は是非一度営業マンに聞いてみると良いですよ☆

間取りについて


2016年12月末日より間取り打ち合わせ開始。


諸事情により初顔合わせから約1ヵ月のスピード契約だったため、
契約時の仮間取りは一旦白紙に戻して再度こちらの要望を伝えました。


要望に関してはその場で思いつき発言するのは漏れが出てしまう。
事前に家族から聞いてあった内容と自分のこだわりを文章化して持参しました。


こんな感じです。


・2世帯住宅 独立玄関2つタイプ/部屋の共用は無し
・トイレ・風呂・キッチン全て別にする
・2階の音が下に響かないような床構造にしたい
・トイレを鬼門に設置しない
・1階と2階にそれぞれ洗濯や布団を干せるバルコニーを
・1階は車椅子利用も想定して引き戸多め/段差少なく
・1階・2階共に和室無し/廊下や無駄なスペースを極力少なく(部屋or収納にしたい)


…他にもまだまだあるけど長くなるので省略(笑)


RC(コンクリート)構造や軽量鉄骨住宅では、工法の事情から間取りの制約を大きく受けますが、木造は自由度が一番高い。


間取りのプランニングは建築士さんの設計能力が大きく関わってきます。


約半年間打ち合わせを重ねたS社の間取りより1部抜粋↓

西側に使い勝手の悪そうな長細い部屋が。
真ん中寝室のウォークイン・クローゼットは沢山収納できそうで良い感じ。



次に同じ個所をW社の間取りから↓


部屋毎の大きさ・バランスや配置は良くなってます。


実はこれ、ソフト使って自分で組んだ間取りをW社にお見せしたら、
そのままで良いと思いますよって構造計算に問題無いかチェックして頂いてそのまま採用された図面。
…プロの目から見ても自分の作成した間取りは良い物なのか~と当時は自画自賛してました(笑)


その後、三井ホームの建築士さんと何度も打ち合わせを重ねて最終的に上記2つと同じ箇所はこうなりました。


LDKが20帖!
希望していた部屋数や各部屋の大きさは全く変わってません。
自分の設計力では、部屋を決まった枠の中にパズルの様に組み合わせていくと、優先順位の低いLDKは小さくするしかありませんでした。
(土地の広さから建築可能な縦横寸法は決まっているため)


ここまで来るのに約3ヶ月を要しました。
初めにお読み下さいでも触れましたが、三井ホームと提携している建築士さんは本当に素晴らしいです。


マイホームを三井ホームにお願いして良かったと改めて感じた次第です。

借入・住宅ローン・減税・給付金のお話。

契約前に銀行から住宅ローンの仮審査通過の連絡は既にもらっていました。


そのまま打ち合わせを継続したいところですが、ここで躊躇事案が発生。


借入の本審査が万一通らない場合、建築契約はもちろん解除できます。
しかし、打ち合わせには当然人件費や設計料、調査費用等々が掛かるため、家が建てれなくても契約後は実費精算となります。


銀行からの本審査結果が出るまで打ち合わせを保留とさせてもらいました。


今回借入を予定していた全国展開している大手銀行さん。
私の会社のメインバンクでもあります。


…しかし今回担当してもらった部長代理の対応は酷いものでした。


詳しい話は割愛しますが、たとえ贔屓にしてる銀行等があっても、借入先は複数申込する事を強くお薦めします。


・金利比較ができます(手数料や保証料・繰り上げ返済等の条件も必ず確認する事)
・審査には時間が掛かるため(1~2ヵ月)否認されてからの新規申込していては建築時期までずれ込む


返済に関しておおよその検討がつく便利なサイトがあります↓
住宅ローンシミュレーション


また、家を建築にはお金に関する様々な政策があります。


・住宅ローン減税
住宅ローンを10年以上で組み、床面積50㎡以上~240㎡以下の自宅を建築する際は、減税ローン減税が受けれます (※要確定申告)


・すまい給付金 (年収による制限あり)


こちらのサイトは分かりやすくよくまとまってるので、
ご自身に該当する箇所のご一読をお薦めします↓



営業マンにもよるかと思いますが補助金や減税に関しては、
こちらから申し出ないと中々具体的な手続き等のお話はして頂けません。


補助金の受付には期限や予算上限がまずあります。
何十~何百万円と優遇を受けれるケースも・・・!


お金は大切です。
後で知らなかった、申請期間の終了でもう間に合わない手遅れ…とならない様にご自分でしっかり調べましょう。


上に記載した事は勿論、贈与税の非課税枠や長期優良住宅の優遇措置等々、一通り学べるこちらの本もお薦めです↓


太陽熱温水器

1階の親世帯には太陽熱温水器を設置します。


ここ数年で電力自由化や売電の認知度が上がった事もあり、
太陽光発電システムの設置はメジャーになる反面、
太陽熱温水器についてはほとんど耳にしなくなりました。


屋根上に数百リットルのタンクを乗せるリスクや、強引な押し売り等々が下火になった原因だとか。


しかし、詳しく調べてみると太陽光発電以上にメリットがある事が分かりました。

まず、エネルギー変換効率が優れている。
太陽光発電の2~3倍の変換効率。
太陽熱温水器では、太陽エネルギーの約半分が有効活用されます!




次に光熱費の削減。
一般家庭におけるエネルギー消費の約3割が給湯。



ガス代(エコキュートの場合は電気代)の大幅削減が期待できます。



最近の太陽熱温水器は集熱器とタンクが分離しているため、
貯湯タンクは地上する都合上、屋根に負荷が掛かりません。


昔の商品とは違い今のモデルはお風呂への給湯以外にシャワーはもちろん、
洗面室やキッチンのお湯にも使えます。

便利ですね!


更に太陽光発電に比べて初期費用が安いのも嬉しい。
200ℓタイプで約50万円(工事費含む)。
10年もあれば十分元が取れそう。


(以前住んでいた家では旧式のタンク一体型モデルでしたが、20年以上一度も壊れずに毎日使えました)


三井ホームではこちらを提案され、導入決定です↓

屋根上スペースに余裕があれば、導入を検討する価値は十分にあるかと。
…ちなみに導入を望まれるお客さんは少ないそうです(笑)

非常に優れた商品なのに単に認知度が低いだけかと思います。