三井ホームで建てる理想の家

約100坪の土地に延床面積71坪。
三井ホームにてフルオーダー2世帯住宅ができるまでを綴ったブログです。
こだわりはシアタールーム・防音・全館空調・太陽光発電・間取り等々。
今後マイホームを検討している方にとって少しでも参考になれば幸いです☆

崖対策と中部スターツ

崖条例対策のために盛土した話を以前に書きましたが、それだけでは条例をクリアできません。


そこで崖が崩れてこない様に間知ブロックで表面を覆い補強する事で問題解決しました。


外構工事全般と賃貸物件を請け負ってもらうのは中部スターツ。



賃貸物件建築からピタットハウスによる建物管理事業、土地の売買等々、これまでに長年お世話になっている会社です。


当初自宅建築の本命だったS社の崖対策費用は見積もりの時点で何と4,000万・・・。
もう1軒家が建つ勢いの金額でとても無理です。


スターツはS社の半額以下で実践できる計画を作成してくれました!


さすが公共事業や都市再開発事業まで手掛けてるだけあって、
土地を最大限に有効活用する方法を知り尽くしてます。
(間知ブロックはRC擁壁より安価かつ構造的にも強い)


写真の通り施工面も非常に綺麗でとても良い仕事ぶりです。
見るからに丈夫そう!

・・・ちなみに間知ブロックの無い部分が何故できてしまうのか現場スタッフさんにお尋ねしたところ、
寸法や傾斜角度によっては全てをブロックで対応できないため、隙間をコンクリートで塗り固めるそうです。


スターツの営業マンMさん、1級建築士Oさん共にきめ細かい対応をして下さるので、いつも安心してお任せできます。


もし立地条件や土地形状の問題から自宅建築が難航している時は、
スターツの様な不動産事業のエキスパートに相談するのも良いかと思います。


そして賃貸経営を考えていらっしゃる方には断然おススメの会社です!

解体

1月半ばから解体スタート。


約2週間で解体完了。
長年住み慣れた家が取り壊されていく様子は非常に寂しいものがありました。

更地になった後に改めて地質調査と測量。
そして分筆(土地を分ける事)登記作業。


建築士さんはこの間に市と崖条例とのすり合わせをしつつ建築確認申請。
今回の計画では、分筆が完了しないと銀行から融資証明書が発行されません。

これが予想以上に時間が掛かってしまい、4月末まで着工できず。



そして祖父が何十年も掛けて丹精込めて作った庭を壊すのは正直心が痛みました。
できる事なら少しでも木を残してあげたかった。
(盛土したり擁壁を作るため困難と言われ断念)

更に井戸の位置が建物下になってしまうため埋める事に。

戦時中はこの井戸のおかげで随分生活を助けられたと祖母から聞いてます。
解体直前に神社に魂抜き(お祓い)をして頂きました。


真冬の12月29日。
庭には一輪のサツキの花が咲いてました。
(本来は5~6月に開花します)

父曰く、「もう来年は春を迎えられないと知って咲いたのかもしれないね」と。


植物も生きていると改めて強く実感させられた出来事でした。
これまでずっと自分達守り育ててくれた家、お庭、井戸。
今までありがとうと感謝の気持ちを伝え魂抜きの日を迎えました。

資金計画 ~その2~

ここ数日、お部屋や各設備に対する内容が多かったので、今日はお金をテーマにお話したいと思います。


今回の計画で家本体の建築費用以外に掛かる費用をざっくり書いていくので、
これから建築を検討されてる方は是非参考にして頂ければと思います。


・魂抜きと地鎮祭費用 (7万)
・解体費 (古い家の取り壊し費用/木造1軒につき100万前後)
・引っ越し代 (それに伴う荷造り雑費)
・地盤改良費 (今回の計画では200万掛かりました)
・敷地の測量や調査、土地の分筆費 (約60万)
・銀行への手数料、印紙、証明書代等 (約40万)
・抵当権設定費用 (約40万)
・火災・地震・家財保険料 (まだ金額は未定/おそらく3~40万くらい?)
・建物完成後の登記費用と古い建物の滅失登記費用 (約35万)


家以外にこんなにお金が掛かるんですね。
全部合わせると数百万になります。


更に家が完成した後は毎年固定資産税が発生、修繕費も少しずつ積立しないといけません。


目先の出費だけではなく、今後数十年先まで見据えた資金計画が大切だと改めて実感しました。

システムバス

1日の疲れを癒す空間お風呂。
三井ホームの標準仕様である3メーカーから、TOTOサザナを選びました。


まずほっカラリ床が良い!(駄洒落みたいな名前だけど…)
滑りにくいし、柔らかくて、冷たくない。
よく考えてあるなーと感心。

蓋や浴槽にも工夫があり、お湯を張ってからの温度低下が少ない
(5時間経過しても2.5℃以内)
入浴時間が家族バラバラでも追い炊きが少なくて済みそう。


シャワーが節水タイプなのもGOOD!


標準仕様でも十分な内容ですが、
オプションのエアインオーバーヘッドシャワーブローバス(噴流浴槽)を追加。
・・・どちらも血行が良くなりそうなイメージ(笑)

ゆったりくつろげるちょっと贅沢な空間になりそうです♪

床材について

三井ホームは選択できる床材も豊富です。
大きく分けて3グレードあるようです。


・突板リーズナブルタイプ(薄い天然木を表面に貼りつけられた複合材)
・挽板フローリングタイプ(傷の付きにくい化粧シートや厚めの天然木が貼り付けられた物)
・天然無垢材(天然木で質感が良く、足触りも心地いい)


気になる価格は上から1㎡あたり4,000円~ 6,000円~ 12,000円~。


契約当初は部屋・廊下等、全て真ん中のグレードを選択してました。


しかし、打ち合わせでいざ現物を見ると、マホガニーの圧倒的な美しさに惹かれる。
(※写真左からマホガニー、ブラックウォールナット、ブラックチェリー)

営業マンHさんも「これはマホガニーならではの独特な色合いなので、他に近い物が無いんですよね」との事。


調べてみると世界三大銘木の一つで古くから家具や楽器に使われてきた木材


「よし、マホガニーに決めた!」
と言いたいところですが、床材を貼る1.2階の面積は合計約200㎡。


…全部無垢材床にしたら結構な金額になってしまいます(;´・ω・)


色々検討した結果、絨毯を敷いて床が見えない部屋は突板タイプ、廊下やLDKをマホガニーに決めました。
メリハリ付けるのも大事!


無垢材床は定期的なワックス掛けが必要となりますが、愛着を持って末永く手入れしたいと思います♪