皆様お久しぶりです。
ハヤトです。
更新が途切れてからも何名かの方にご質問を頂きました。
今でも当ブログをご覧頂いている方がいらっしゃると分かり嬉しい限りです。
さて、今回は表題の通り、家に住むようになってから気づいた改善点について述べさせて頂きます。
1.「廊下を最小限」は正解ではない
部屋と部屋と繋ぐ廊下は、生活スペースを区切る意味でも重要でした。
親世帯はLDKから扉を開けたら即部屋の間取りになってますが、
LDKの音が煩いと感じる事が多く、結果的に防音扉を設置する事になりました。
廊下がある事によって扉が2つになるので、
家族間の生活リズムが異なったり、プライベート空間重視の場合は、廊下の在り方も重視するべきです。
2.絨毯を敷く部屋の扉や建具の寸法について
絨毯の厚みにもよりますが、建具の下面が絨毯に引っ掛かります。
場所によっては開閉が困難になる箇所もありました。
予め絨毯を敷く部屋は、建具の縦寸法を5mm~1cm程度短く制作して頂いた方が良いです。
我が家では、完成後に外してもらって一枚づつ大工さんに切断してもらいました。
3.ドラム式洗濯機を設置する際は、水道蛇口位置を高めに取りつけましょう
洗濯機は滅茶苦茶揺れます。
騒音も出ます。
それらの対策として、洗濯機の足にシリコンゴム(https://amzn.to/3EBa53i)をはめ込み、
更に防振ゴム台(https://amzn.to/4hoqYwV)を設置しました。
結果、洗濯機下に隙間が出来るため掃除が行いやすくなり、
普段の騒音・振動対策・地震対策になります。
ゴム台を設置するのは良い事ばかりですが、水道蛇口と洗濯機ホースの距離に問題が発生します。
場合によっては、ホースが取り付けられなくなります。
予め洗濯機用の蛇口は上の方に取り付けてもらうべきです。
我が家では入居後に水道業者さんにお願いして追加工事を行いました。
後付けで以下の様な部品を取り付けてもらいました。
4.お風呂の改善点
・1階は引き戸、2階は開き戸にしました。
引き戸は風呂側のレールに水が溜まり、掃除が非常にやりづらいそうです。
(カビの原因にもなります)
具体的には、レールを拭く→扉を閉める→また濡れる→以下エンドレス…
扉内部にも水滴が残っているらしく、開け閉めを何度も繰り返さないと水分が取り切れないそうです。
1階掃除担当の母には相当ストレスになっていたので、家を建ててから数年後に扉を開き戸へと取り換え工事を行いました。
・お風呂オプションについて
「オーバーヘッドシャワー」は水圧が弱いです。
通常のシャワーを使うと、たまに上から冷たい水が降ってくる事もあります。
設置しない方が良かったです。
5.全館空調の吸気通り道について
部屋によっては、吸気ガラリが部屋上部につきます。
その結果、部屋から音が駄々洩れになります。
我が家は2世帯なので、それぞれの世帯の音が漏れるのは好ましくありませんでした。
具体的には、1階LDKの音が2階玄関に筒抜けになりました。
吸気ガラリ位置を変更できないかどうか、
三井ホームさんに相談しましたが、地震耐力壁に該当する面に穴は開けられないとの事で断念しました。
これは、家が完成するまで全く気付かなかった点です。
全館空調を導入される方はくれぐれもご注意下さい。
6.床材マホガニーについて
とにかく簡単に傷つき凹みます。
廊下以外のマホガニー床は全て絨毯で覆ってしまいました。
(猫を飼っているので、傷が絶えません…)
非常に良い物ですが、採用する場所は厳選する事をお薦めします。
7.完成予想3Dパースについて
他ハウスメーカーさんでは、完成予想映像として家の3Dパースを作成して頂けました。
現在、三井ホームがどの様な対応をされているのか存じ上げませんが、
是非あらゆる角度から3Dパースを見せて頂く事をお奨めします。
屋根が思ってたより短かった、外観のここは要らない等、図面では分からない事が色々見えてきます。
デザイン上の良さから付けてもらった外壁面タイル柱ですが、
コスト削減のため、我が家には無くても良かったかなと思ってます。
8.太陽熱温水器について
予算の関係で1階世帯にのみ設置しましたが、2階にも付けるべきでした。
光熱費が高騰している今だからこそ、実感している反省点です。
5~9月のガス代が7割近く削減されます。
とてつもない省エネです。
(しかも2017年当時は補助金がもらえました。)
三井ホームへ後付け見積もりを取りましたが、
新規で足場を組む必要がある上に屋根付けではなく、
雨樋に縛る方法になるため、非常に高額となってしまい断念しました。
9.火災報知器とシーリングライトの取付位置
単刀直入に書きます。
収納家具の扉にぶつかりました。
予め設置予定の家具位置や家具の大きさをしっかり把握し建築士さんに伝えて下さい。
10.テレビアンテナ線・電話モジュラー口の設置位置
壁目のアンテナ線。
こちらも安易に決めず熟慮するべきです。
追加料金を払ってでも複数付けておいた方が良いかもしれません。
以上、大まかですが、思い出せる範囲で書かせて頂きました。
皆様のご参考になれば幸いです!
最後までお読み頂きありがとうございました。